膿栓、別名では臭い玉(くさい玉、におい玉、くさ玉)と呼ばれる物体を徹底解説します。
膿栓(臭い玉)は口の中の扁桃に潜んでいる白色か黄色の固まりである時ふと口の中から出てきてビックリした人も多いのではないでしょうか?

この膿栓はとにかく臭いが非常に強いのが特徴で、膿栓が頻繁に出るようになって自分には口臭があるのでは無いかを気にする人は多いです。

口臭の大きな原因となる膿栓(におい玉)がなぜ出来てしまうのか?
口の中に膿栓(臭い玉)があるかのどうかのチェック方法と膿栓の取り方。

口臭の大きな原因となってしまう膿栓と問題のない膿栓の違いについて。
膿栓(臭い玉)自体が出来なくなって口臭自体を軽減させる方法等。

今回のまとめ記事で膿栓(臭い玉)と口臭の本当の原因と対策を明らかに致します。

目次

膿栓(臭い玉)とは?

まずは、膿栓(臭い玉)が一体、どんなものなのかを把握しましょう。
膿栓(臭い玉)は白や黄色の色をした石のような固まりのことです。

臭い玉の写真です。
こんな感じのものですね。
潰すと非常に臭く、これが口臭の原因となっている可能性があります。

時にはこのように非常に大きな膿栓が出て来るケースもあり、何かの病気では無いかと心配になる人もいるくらいです。


ただ、膿栓(臭い玉)自体は病気では無いので特に心配無いことがほとんどです。

膿栓(臭い玉)自体がとても臭い

膿栓(臭い玉)の一番の特徴がその強烈な臭いです。
ドブのような臭い、おじいちゃん、おばあちゃんの口の臭い、ツーンとした刺激臭等、様々な表現がありますが、いずれにしてもかなり強い臭いを放ってしまうのが特徴です。
特に固まっている膿栓を潰すと非常に強い臭いを放ちます。

膿栓(臭い玉)はどの場所に付いている?

膿栓は扁桃に付着している

膿栓(臭い玉)がどこに付着しているか、というと一番多いのは口蓋扁桃という部位です。

この口蓋扁桃は凹凸(でこぼこ)があり窪んでいるスペース、穴を陰窩(いんか)と言います。
この陰窩の中に臭い玉(膿栓)が潜んでいます。


このように肉眼で容易に確認出来る程の膿栓が付着しているケースもあります。

目には見えない膿栓も

上記の写真のように、目で確認出来る膿栓だけではありません。
目には見えないだけで扁桃にたくさんの臭い玉(膿栓)が付着している可能性があり、肉眼で確認が出来ない臭い玉(膿栓)を取ろうとしてもなかなか思うようには取れません。

膿栓は扁桃のポケットである陰窩に溜まっていることが多いので肉眼では見えないものも多いです。

このように、棒か何かで扁桃を押し出すようにすると膿栓が出て来る場合があります。

そのため、誰でもこの膿栓(臭い玉)を隠し持っている可能性がありますので、口臭を気にしているのならばこの膿栓(のうせん)が原因では無いかをまずは疑ってみましょう。

膿栓(臭い玉)の根本的な原因

非常に臭くて口臭の要因となるこの膿栓(臭い玉)ですが、一体なぜ出来てしまうのか。

膿栓(臭い玉)は細菌と白血球の死骸が固まったもの

膿栓の正体は細菌と白血球の死骸です。
口腔内では体にとっての異物を排除するための免疫機能が常に働いていますが、特に扁桃は口腔内で免疫関係の役割を大きく担っています。

口蓋扁桃が凸凹しているのも空気に触れる面積を増やすためでもあるのです。
扁桃では体に入ってきた異物や細菌を白血球がやっつけてくれる訳ですが、その際の反応として死骸やカスが発生します。

膿栓(臭い玉)の元は膿汁

それらの死骸やカスがそのまま膿栓(くさい玉)の固まりとなる訳ではありません。
細菌と白血球の闘いによって発生した死骸たちは体内の分泌物(免疫等)に混じるので、液状になります。
これを膿、もしくは膿汁(のうじゅう)と言います。

痰(たん)も膿汁と非常に似ていますが、痰の場合は肺がヒーヒーいっている時等に気道に入った異物を口まで押し上げて出て来るものなので膿汁とは若干違います。

細菌や異物との闘いが続くと膿汁も絶えず発生することになり、それがだんだんと凝縮されていくと膿栓(におい玉)になるのです。

膿栓(臭い玉)は一朝一夕で出来る訳ではなくて、数日~数週間程度の長い期間を経て形成されていきます。

膿栓(臭い玉)は常に出来ている?

膿栓の元は膿汁(のうじゅう)で、それが凝縮して膿栓(臭い玉)となっていく訳ですが、始めは非常に小さな固まりでだんだんと大きくなっていきます。

当然、小さい固まりの段階で扁桃からポロッと取れて自分では知らない間に飲み込んでいる可能性も高いのです。

大抵の場合は大きくなる前に取れてしまうのですが、稀に扁桃の凸凹ポケットに絶妙にフィットしてしまい排出されない膿栓(臭い玉)があります。

そして、その固まりがどんどん大きくなっていってしまい、この写真のようにまるで岩石のような膿栓(臭い玉)にまで成長してしまうのです。

臭い玉(膿栓)が付着しているかどうかのチェック方法

ここで、今現在、自分は膿栓(臭い玉)があるのかどうかをチェックする方法を紹介します。

口を開けて鏡でみると扁桃に白い物体が付着している

これは非常に明確なチェック方法です。
口の奥までよく見えるような明るい場所、もしくは懐中電灯等の明かりで口の中を照らしながら鏡を見て下さい。


口蓋扁桃は基本的に赤い色をしていますので、白い物体が見えたらそれは膿栓(臭い玉)である可能性が高いです。

喉の奥からドブのような臭いがする

必ずしもドブ臭=膿栓(臭い玉)が原因という訳ではありませんが、膿栓自体の臭いはドブ臭であることが多いので一つの目安とはなります。

特に話をする際には喉と口蓋扁桃が活発に動きますので、膿栓がある場合にはこの動きが相乗効果となり臭いを発しやすくなります。

今までに膿栓(臭い玉)が出てきたことがある

膿栓が今までに口から出てきたことがある人は現在も膿栓(臭い玉)が潜んでいる可能性は高くなります。

もちろん頻度にもよりますが、頻繁に膿栓(臭い玉)が出て来る場合には常に膿栓が扁桃で作られている可能性もあります。

喉の奥の方に何かがつっかえているような詰まった感覚がある

膿栓(臭い玉)がある程度の大きさ、固さになってくると喉の奥で異物として感じ取ることが出来るようになるので詰まったような感覚を覚えることがあります。

痰が絡んでいる時や膿汁が発生している時でも同じような感覚になることがありますが、このような不快な感覚が続くようならば膿栓の可能性を疑ってみましょう。

歯磨きをしてもすぐに口臭がする

歯磨きをしても口臭が改善しない、すぐに口臭が出てきてしまうという場合には膿汁が活発に分泌している可能性があります。

膿汁が頻繁に大量に発生しているとなると膿栓(臭い玉)が出来るケースも多くなりますので、これが大きな口臭原因となっている可能性があります。

膿栓(臭い玉)の正体と原因、チェック方まとめ

・非常に臭い膿栓(臭い玉)は口蓋扁桃に付着している細菌や白血球の死骸の固まり。

・この死骸は唾液や体液(免疫)にまぎれて膿汁となりこれが濃縮されると固い膿栓(臭い玉)となる。

・白い物体が扁桃に付いている、口臭が常にある、ドブのような臭いがする、喉の奥につまった感覚がある、という場合には膿栓が溜まっている可能性がある。

膿栓(臭い玉)の取り方(自分で取る方法)

臭い玉(膿栓)を何とかして自力で取りたいと考えている人は多いようです。
ここで様々な臭い玉(膿栓)の取り方を紹介します。

評価は自分や周りの知人や当方への相談者の方々の意見等を参考に総合的に判断しております。
主に器具を使って取る方法とマウスウォッシュを使って取る方法の2つに分けています。

色々な器具を使って取る方法

舌を使って取る

取りやすさ 1.0
安全性 4.5
お手軽度 5.0

舌を使って、扁桃を刺激する方法です。
舌を使うので扁桃を傷つけるようなことは無く安全性は高いです。

しかし、人によっては舌が扁桃に全く届かない人もいますし、この方法で臭い玉(におい玉)を取るのは難しいです。

指で押し上げて取る

取りやすさ 1.5
安全性 3.5
お手軽度 4.5

指を使って膿栓(臭い玉)を取る方法です。
この方法で注意する点は爪が伸びていると扁桃を傷つけてしまう可能性があるため、必ず爪を切って優しく扁桃を触るようにしましょう。

指は扁桃を探るには少し太すぎるため、この方法も臭い玉(くさ玉)をしっかりと取るのは難しいですね。

膿栓(臭い玉)のうがいによる取り方

取りやすさ 1.5
安全性 4.5
お手軽度 5.0

うがいをすることによって膿栓(くさ玉)を取る方法です。
ポイントはうがいをする時に「エーッ」と声を出しながらうがいをすることです。

あーでもおーでも良いのですが、喉をよく動かすことにより膿栓(臭い玉)が排出されやすくなります。

うがいですのでお手軽で安全性は高いですが、膿栓(におい玉)の取れるかは微妙なところで、あまり取れないという声は多いです。

咳やくしゃみで偶発的に取る

取りやすさ 1.0
安全性 4.5
お手軽度 5.0

咳やくしゃみによって取る方法です。
意識的に出来るものでも無いので膿栓除去には適していません。
偶然、取れたらラッキーぐらいの方法であり実用性は低いと言えます。

綿棒を使って取る

取りやすさ 2.0
安全性 3.0
お手軽度 4.0

扁桃に付着していて、尚且つ、目で確認が可能な膿栓(臭い玉)は綿棒をうまく使って取れる場合があります。

あまり強く突いたり押したりすると扁桃を傷つけてしまう可能性があるので注意しましょう。
膿栓を肉眼で確認出来たら、その膿栓(臭い玉)の入っている扁桃ポケットの下を軽く押すようにすると、ぽろっと出てきます。

逆に膿栓(におい玉)自体をぐっと押してしまうと、逆に扁桃の凸凹ポケットの奥に入っていってしまって取りにくくなる可能性があるので注意しましょう。
目で確認出来ない、陰窩(いんか)の奥に入っている臭い玉を取るには適していません。

膿栓(臭い玉)をシャワーで取る

取りやすさ 2.0
安全性 3.0
お手軽度 4.5

シャワーを扁桃にあてて、その水圧によって膿栓(臭い玉)を取る方法です。
ピンポイントで扁桃に当てることがなかなか出来ないため、非常に大雑把な方法です。

普段はあまり膿栓が出来ないという場合には、シャワーを浴びるついでに扁桃にシャワーを当てると予防にはなると思います。
常に膿栓が出来るという場合にはこの方法で取るのは難しいです。

シャワーを当てる時のポイントは、うがいの時のように声を出しながら当てること、そして水圧に注意して扁桃を傷つけることが無いようにすること、が重要です。

何かを購入する必要がなく風呂場で簡単に出来るので手軽に実践出来る点は利点になります。

スポイトで吸って取る

取りやすさ 3.5
安全性 3.5
お手軽度 2.0

通常のスポイト程度では吸引の力が弱いので膿栓(臭い玉)を除去する程の効果は期待出来ません。
お勧めなのが上記写真のような手動の吸引器であるハンドバルブアスピレーター(手動式吸引器)です。

ある程度、自分で吸引の強さを調節出来ること、カテーテル(細い管)なので扁桃にあてる際も細やかな位置の調整が可能であることから、膿栓(臭い玉)除去に効果を発揮します。
価格も3000円程度で実際にこの方法で上手く膿栓を取っている人もいますので、お勧め出来る方法です。

丸型洗浄瓶を使う

取りやすさ 2.5
安全性 3.5
お手軽度 3.5

洗浄用の丸型の瓶を使う方法です。基本的にはガラスではなく、プラスティックのような少しやわらかい素材で出来ています。
写真のように管があり、細かい部位にも洗浄液が届くようになっています。

この瓶に水を入れて、先端部分を扁桃に当てて膿栓(におい玉)を除去する方法です。
管が細いので扁桃にかなり近づけて水を当てることが出来るので、膿栓が溜まっている場所が見えている場合、分かっている場合には上手いこと除去出来る可能性が高くなります。

ただし、水圧は低めのため、かなりカッチリ膿栓が扁桃に付着している場合にはいくら頑張っても除去出来ない場合もあります。

ウォーターピックで取る

取りやすさ 3.5
安全性 2.0
お手軽度 2.5

歯のクリーニング用、歯磨き用のウォーターピックを当てて、膿栓(臭い玉)を取る方法です。
ウォータピックとは強力な水流によって歯や歯茎を清掃する機械で、直訳すると「水のつまようじ」になります。

上記の写真はパナソニックのドルツというウォーターピックです。
このウォーターピックは水圧が非常に強力でかなりの圧をかけることが可能で、水圧は細かく調整することが出来るので上手に使えば膿栓(臭い玉)をかなりの確率で除去することが出来ます。

ただし、歯や歯茎の比べると扁桃はデリケートな部位です。
水圧の調整を誤って強くして扁桃に当ててしまうと、扁桃を痛めてしまう可能性が高くなるため注意も必要な方法です。

高圧洗浄機で取る

取りやすさ 3.5
安全性 0.5
お手軽度 1.5

高圧洗浄機とはウォーターピックと原理は似ていますが、主に掃除に使われる洗浄機です。
上記の写真はケルヒャー(KARCHER) という高圧洗浄機です。

使用用途としてはタイヤの泥を除去したり、車の洗浄、庭の掃除等に使ったりします。

このように非常に強力な水流を要しています。

現実的には扁桃に使用するには危険すぎるため、ウォーターピックを選択した方が良いです。

吸引器を使って取る

取りやすさ 4.0
安全性 3.5
お手軽度 1.5

吸引器を使う方法は、安全性も高く膿栓(臭い玉)を取る方法として優れた方法です。
吸引器というのは主に痰や鼻水を吸引する器具です。

自宅療養しているお年寄り等、自力で鼻水や痰を排出することが難しい人の痰を吸引する、吸い取ることが主な目的です。

この吸引器を使えば、かなり安全かつ高確率で膿栓(臭い玉)を除去することが可能です。
ただし、しっかりとした吸引器は非常に高価であり一般的に普及しているもので安いものでも2万円程度で高いものは5万円以上もします。

安価なものですと、ハナキューチャンという掃除機に付けるタイプの吸引器があります。

主に幼児の鼻水を吸い取るために耳鼻科の専門医により開発されたもので、掃除機の吸引力を使って鼻水を取り除きます。

こちらは5000円程度で安価ですので取り入れやすいと思います。
掃除機は別途必要ですが、基本的には掃除機の種類は問わず、どんなものでも適応するようです。

掃除機の吸引力を利用するものですので、細かく吸引力を変えることは出来ません。

マウスウォッシュで膿栓(臭い玉)を取る方法

ここでは様々なマウスウォッシュや薬品でうがいすることで膿栓が取れるかを検証しました。
特に期待したいのはマウスウォッシュの効果によって膿栓がある程度分解されて柔らかくなるか、溶け出すか、という点です。

マウスウォッシュに関してはお手軽度はうがいするという行為のためほぼ全てのマウスウォッシュが同じ点数になってしまうので、評価項目を口臭予防度をポイントにしています。

美息美人

取りやすさ 1.5
安全性 4.0
口臭予防度 3.0

美息美人という口臭歯磨き粉を使って膿栓(臭い玉)が取れるか検証しました。
販売元のサイトでは膿栓が取れる、細菌を抑えるのでそもそも膿栓自体が出来なくなる、口臭予防にも効果的とのことだったので期待しての検証です。

まず、ホタテ貝殻パウダーの洗浄効果により口腔内がある程度サッパリするので瞬間的に口内の膿汁を洗い流す効果はあります。

特に刺激のようなものもないので(粉の量を間違うとピリピリヒリヒリします)安全性は高いですが、すでに固まっている膿栓自体を取り除く効果はほとんど無いと感じます。

一時的に膿汁を洗い流す効果はありますのである程度の膿栓予防(今後出来にくくする)としては利用が出来そうです。
使用し続ければ固い膿栓自体も溶け出すかというと、それは難しいと思います。

また、扁桃炎や上咽頭炎、慢性鼻炎や副鼻腔炎等の炎症を患っているケースでは絶えず膿汁が出て来るため、美息美人(その他のマウスウォッシュも同様)で膿汁、膿栓の予防は難しいです。

口臭予防効果はマウスウォッシュの中ではそれなりに高く、評価出来る点です。

CEXバトラー洗口液

取りやすさ 1.5
安全性 3.5
口臭予防度 2.5

クロルヘキシジン液配合のCHX洗口液です。
バトラーの他にもう1つ有名なクロルヘキシジン液としてコンクールFがありますが効果は非常に似ています。

クロルヘキシジンは唯一、アメリカで歯周病に効果があるとはっきり認められている成分であり、これはつまり細菌の殺菌や膿栓予防に効果があるということを意味します。

ただし、歯周病に効果が出るクロルヘキシジンの濃度は0.1%~0.2%なのですが、これは日本では認められていない高い濃度です。バトラーでは原液でも十分の一以下のクロルヘキシジン濃度となっていてかなり低濃度です。

以前に日本ではクロルヘキシジン液に対する酷いアレルギー反応を示した症例が報告されており、副作用を懸念して高濃度なクロルヘキシジン洗口液の販売は認められていません。

ちなみに、酷い副作用が確認されているのはより高濃度のクロルヘキシジンを手術等の殺菌目的で使用したケースであり、口内のうがい目的での酷い副作用は確認されていないのですが、海外では手術時の高濃度クロルヘキシジン液でのアレルギーの報告も少なく日本人は比較的クロルヘキシジンにアレルギー反応を示しやすい可能性はある、と結論付けたれたようです。

いずれにしても、日本国内で高濃度のクロルヘキシジン洗口液を手に入れることは不可能です。
濃度が高ければ膿栓を弱体化させる(柔らかくする)効果が期待出来る訳ですが、バトラーの場合にはクロルヘキシジンの濃度がかなり低いため残念ながら膿栓(臭い玉)を除去する程の効果は見込めません。

膿汁を抑える効果も低く、膿栓予防、口臭予防のためにわざわざ選択することは無いでしょう。

クロルヘキシジン液0.2%クラセプト

取りやすさ 3.5
安全性 0.5
口臭予防度 4.5

当方が海外から取り寄せたクロルヘキシジン0.2%配合の洗口液、クラセプトです。
上記のバトラー洗口液と較べて数十倍の濃度のクロルヘキシジンが配合されており(0.2%配合)、歯周病に効果が見込める濃度となっています。

この濃度ならば膿栓(臭い玉)を分解して柔らかくする程の効果があるので、このクラセプトでしっかりうがいをすれば膿栓が小さくなってぽろっと取れる確率はかなり高まります。

また、歯周病予防にも効果が期待できるクロルヘキシジン濃度のため、口臭予防効果も非常に高いです。
市販されているマウスウォッシュとしては最も膿栓や口臭に効果のあるマウスウォッシュと言えます。

ただし、入手自体が困難であること、アナフィラキシーショックの可能性がわずかでもあること、高確率で歯に酷い着色が出る、稀に菌交代による黒毛舌が起こる、稀に味覚障害の発生等、問題も多く安全性が低いため、当方では使用はお勧めしていません。

イソジン

取りやすさ★ 安全性★☆

取りやすさ 1.0
安全性 1.5
口臭予防度 2.0

うがい薬の定番、イソジンです。
風邪をひいた時にイソジンを使う人も多いと思います。

結論から言うと、膿栓(くさ玉)の取りやすさ、安全性共に低い水準と当方では判断しています。

イソジンはポピドンヨードという殺菌成分が主成分ですが、このポピドンヨードにはヨウ素が含まれています。

ヨウ素は甲状腺の機能低下の懸念があるため、安全性に問題がある可能性があります。
特に膿栓を取る力が強いわけでも口臭に効果的な訳でも無かったのでマウスウォッシュの中でも選択肢からは外れる製品です。

リステリン

取りやすさ 1.5
安全性 3.0
お手軽度 2.5

うがい薬の定番、リステリンです。
結果としては膿栓(臭い玉)の除去能力はマウスウォッシュの中では普通という感じで特に可もなく不可もなく、という印象です。

膿汁を抑える力や口臭予防という点でも及第点という程度であり、わざわざマウスウォッシュとして選択することは無いのかな、という印象です。
価格も安くどこでもお手軽に入手出来るという点は大きな利点ですので、そう考えるとリステリンを使用することも悪くはないかもしれません。

アストリンゴゾール

取りやすさ 2.5
安全性 3.0
口臭予防度 3.5

市販のマウスウォッシュの中でも塩化亜鉛の濃度が最も高いマウスウォッシュです。

塩化亜鉛については後述しますが、膿汁や膿栓予防にも効果が期待出来る成分です。

こちらのマウスウォッシュは濃縮型のため濃度を自分で薄めて使用するタイプとなっており、使ってみると分かりますが喉にピリピリと刺激があります。

恐らく、他のマウスウォッシュに比べるとかなりの刺激を感じると思います。そして、うがいをすると白いカスが大量にうがい薬に混じっていてビックリすると思います。

膿汁を抑える、膿栓を取る、口臭予防という点ではクラセプト(クロルヘキシジン0.2%)の次に効果が高く、安全性も考慮するとクラセプトよりも使用しやすいのが利点です。

ただし、現在は日本国内では製造及び販売停止となっておりアマゾンの並行輸入や欧米から個人輸入を利用しなければならないので価格が割高です。

以前は日本でも製造していたので1本辺り1000円強で入手できましたが現在は3000円~4000円程度とかなり高価なマウスウォッシュとなっています。

マウスウォッシュ系と水圧系、吸引系をかけ合わせる方法

取りやすさ★★★★★ 安全性(※使い方次第)

取りやすさ 5.0
安全性 0.5
お手軽度 0.5

最も膿栓(臭い玉)を自分で除去出来る可能性がある方法です。

簡単に説明すると、まずはマウスウォッシュでうがいをして膿栓(臭い玉)を柔らかくし、その状態でウォーターピックやシャワー等の水圧によって膿栓を取り出します。

そして、その水圧によって膿栓が取れないまでも奥の方の膿栓が手前に出てくる場合があるので、さらにダメ押しで吸引器の吸引によって膿栓を根こそぎ吸い取る、という3段階方式です。

今まで紹介してきたものを組み合わせて効率よく膿栓を取ってしまおうという方法です。

当然、費用と手間がかかってしまいますし、3つの方法を掛け合わせるので扁桃にかける負担は多くなり傷を付ける可能性もそれだけ高くなってしまいます。

自分で出来る範囲では、最も膿栓(臭い玉)を確実かつ効率的に除去出来る方法であることは間違いありません。

ただし、扁桃炎や上咽頭炎等の炎症系の問題がある場合には絶えず膿汁が出て来るので、炎症系の場合にはこの方法でも膿栓や口臭の問題を解決することは出来ません。

膿栓(臭い玉)を自分で取る方法は危険か?

ここまで自分で膿栓を取る方法を様々紹介してきましたが、実際に自分で膿栓を取ることは危険も伴います。
扁桃は非常にデリケートな部位なので、例えばウォーターピックの水圧をかなり上げた状態で扁桃に当ててしまうと傷がつく恐れがあります。

傷がつくとそこから出血、化膿することもありますので膿栓(臭い玉)を取る場合には慎重かつ安全性を考慮することが重要です。
以下は、扁桃を自分で取る際のネットにあった意見、口コミです。

「いじりすぎて陰窩広がってめちゃくちゃ臭い玉できやすくなった
小さくならねえかな・・・ 」

「耳かきで取ろうと頑張ったけど、いたずらに周りを傷付けるだけだった…
顔のぞかせてんのにとれねー 喉イガイガする」

「扁桃腺傷つけるのってそんなにヤバイ?
俺は20年前のガキの頃から臭い玉に気づいてたから針金突っ込んで取ってた。
たまに血が出てくるけど今のところは何も問題は無さそう。 」

やはり、扁桃をいじりすぎるのは良くないことが分かります。
最後のケースにように血が出ても問題無いというのは稀なケースなので真似はしないようにしましょう。

膿栓(臭い玉)を自分で取る際には扁桃を傷つけないように細心の注意を払いながら取るようにして下さい。

膿栓(臭い玉)の取り方まとめ

色々な方法があるが効率よく膿栓を取る方法は無いのが現状。最も確実に膿栓を取る方法は以下の3点方式。

・マウスウォッシュを使い、まず膿栓自体を溶かして柔らかくする。

・その後にウォーターピックによる水流を扁桃にあてて、扁桃の奥の方に入っている膿栓を取り出す。

・最後にウォーターピックの水流によって扁桃の手前側まで出てきた膿栓を吸引器の吸引によって吸い取る。

膿栓(臭い玉)の治療(取り方)耳鼻科編

自分で膿栓を取るということは扁桃を傷つける可能性があるかもしれないから心配だ、という人もいると思います。

その場合には、病院で取ってもらうという方法があります。
膿栓の除去をしてくれる病院は耳鼻科、耳鼻咽喉科になります。

・耳鼻科での膿栓除去にかかる料金

膿栓の除去は扁桃、陰窩の洗浄であり、保険適用です。
そのため、数百円程度とかなり安く膿栓の除去が出来ます。

ただし、病院によっては初診時に色々な検査を追加して高めの初診料を取る病院もあります。
(もちろん、それらの検査が必要なものかもしれませんので一概に否定は出来ません。)

初診料は必ずどの病院でもかかりますが、その初診の際に何をするかは病院次第なので初診料と膿栓の除去で数千円程度かかる可能性があると思っておいて下さい。
(良心的な耳鼻科なら千円程度です。)

ちなみに医者に言われるがままアレルギー検査等も追加してしまうと1万円を超える可能性もあるので注意して下さい。

耳鼻科での待ち時間

耳鼻科は非常に待ち時間が長いことが多いです。
病院にもよりますが1時間以上は待たされることがほとんどです。

診察から会計が終わるまでを考慮すると2時間はかかるでしょう。

膿栓(臭い玉)は1回取ればそれで終わりという訳では無いため、これだけの時間をかけて定期的に通えるかと言うと、なかなか難しいのではないでしょうか。

そもそも膿栓除去は医者に嫌われる?

残念なことに膿栓除去自体を拒否する耳鼻科もあります。
理由は色々ありますが、膿栓自体は病気では無いこと、粘膜を傷つける恐れがあること、点数が低くてお金にならないことが大きな要因となっています。

「初診で1000円しなかった、先生によっては表面上のしか取ってくれない
理由は入口の粘膜を傷付けるとバイ菌が侵入しやすくなるから」

「扁桃腺物理防御力0だからねえ取ろうとして傷つけたらやばいから やらない先生は多いだろうねえ 」

このように扁桃の表面だけ軽く洗浄して終わってしまったり、断られてしまうこともあるため、耳鼻科で膿栓を取ってもらいたいけどなかなか言い出せないという人もいます。

「口の中が粘ついて気持ち悪い」のような曖昧な言い方では医者は膿栓を取ってくれない可能性が高いので、「膿栓を取って下さい。」とハッキリ言いましょう。

万が一、断られた場合には気を取り直して他の耳鼻科に行きましょう。
何件も回れば必ず、快く膿栓を取ってくれる病院は見つかります。

耳鼻科で膿栓除去まとめ

・膿栓自体の除去は格安だが必ず初診料が取られるので、料金が割高になる

・耳鼻科は待ち時間が長いため、拘束時間も長くなる

・膿栓自体が病気では無いこと、安いこと等から膿栓除去自体を嫌がる医者や拒否する医者がいる。

・以上の点をふまえ耳鼻科での膿栓除去は現実的にはあまりお勧め出来ない

薬を使って膿栓(臭い玉)の治療

膿栓(臭い玉)を取るために効果のある薬があるのかを検証しました。
ここで紹介する薬は処方箋が必要な薬も含まれており、ドラッグストアでは手に入らないものもあります。

抗生物質

風邪をひいた時に病院で処方される代表的な薬です。
細菌を殺してしまうかなり強い薬であり、膿汁の原因となる細菌、炎症自体も抑えるため、膿栓除去、膿栓を小さくする効果が見込めます。

風邪を引いた時、副鼻腔炎の治療で口臭が無くなったと感じる方がいますが、これは抗生物質を飲んでいるから、というケースが多いです。
副鼻腔炎の場合には長期間、低用量の抗生物質を服用する場合がありますが、1ヶ月、2ヶ月と服用を続けるにつれて口臭はだんだんと元に戻っていくことがほとんどです。

非常に強い薬であり副作用、耐性の問題もあるため、膿栓除去、口臭予防目的で処方されることは稀です。
何より中長期的には効果が無くなってしまうケースが多いので、個人輸入で購入しての自己責任による服用も一切お勧めしません。

抗ヒスタミン薬

アレルギー症状の発症原因となるヒスタミンの働きを抑える薬を抗ヒスタミン薬と言います。
膿栓(臭い玉)は様々な場所の炎症によって濃い膿汁が発生することにより出来るケースが多いので、ヒスタミンを抑えて炎症自体を少なくすれば膿汁も薄くなり膿栓も出来にくくなります。


抗生物質程は強い副作用もなく、酷い花粉症の場合によく処方される薬の1つです。
扁桃炎の場合にも処方されることがあります。

基本的には病院で処方される薬ですがアレジオン10のような市販の抗ヒスタミン薬もあります。
花粉症や強いアレルギーで一時的に鼻水や膿汁が分泌されて辛いという場合には抗ヒスタミン薬により症状を緩和できる可能性がありますし、濃い膿汁が改善すれば膿栓予防にもなります。

抗炎症薬

抗炎症の薬は様々なものがあり、ステロイド系、非ステロイド系等、多種多様です。

特にステロイド系の薬は炎症を抑える効果も高く、外用薬は鼻づまり等の点鼻として処方されたりもします。
ただ、ステロイド系は依存してしまうと、止めた時により炎症が酷くなる可能性もあり慎重な使用が必要です。

特にステロイドの内服薬は強力な抗炎症作用で体のどあらゆる部分の炎症に効果がありますが、副作用が非常に強く重篤な病気以外では病院でもなかなか処方されない薬です。

炎症を抑える薬なので、膿汁の濃度低下、膿栓の除去効果も期待出来ますが膿栓除去目的で処方されるような薬ではありません。

粘液排出薬

痰を出しやすくする薬です。日本ではカルボシステイン(ムコダイン)が有名です。

膿汁も粘液ですので、この薬によって粘度を下げることが出来ます。

粘度を下げることによって膿栓(臭い玉)を出来にくくすることが可能となります。
副作用の懸念も低く、風邪を引いた際には必ずといっていい程処方される定番の薬となっています。

他の薬に比べると副作用が少ないため、安全性も高く膿栓予防効果も見込める薬です。
ただ、膿栓予防目的で処方される薬ではありませんし、長期間服用すると効果が下がることが当方の実験により分かっているので膿栓予防での服用はお勧めしません。

薬で膿栓除去まとめ

私自身、口臭や膿栓に悩んでいる時期に上記で紹介した薬はほぼ全て服用しています。
軽い鼻炎と診断されて処方されたものもありますし、ステロイド内服薬は個人輸入して試したりしました。しかし、いずれの薬も膿栓や口臭を根絶するには至らず、副作用だけが残りました。
・様々な薬によって膿栓自体を抑える方法があるが完全ではない上に、どの薬も膿栓を取るという目的では処方されない。

・ほとんどの薬は個人輸入にて購入し自己責任で服用が可能だが、効果は限定的な可能性が高い。

・副作用や耐性の問題もあるため安易な服用は絶対に止めるべきである。

扁桃切除により膿栓(臭い玉)を根本治療

膿栓(臭い玉)は主に口蓋扁桃に付着します。
ですので、この口蓋扁桃自体を切除手術して除去してしまえば、膿栓(臭い玉)は物理的に作られることは無くなります。

膿栓に本当に悩まされている人はこの悩みから開放される根本治療として扁桃切除を視野に入れているかもしれません。
扁桃除去手術中の例
ここでは扁桃を切除する手術のメリットとデメリットについて解説していきます。

・扁桃を除去するメリット

・膿栓(臭い玉)が出来にくくなる
扁桃を除去することで膿栓(臭い玉)は出来にくくなります。
膿栓(臭い玉)自体が扁桃に陰窩という凸凹したポケットに溜まりますので、口蓋扁桃自体を切除してしまえば膿栓がその部分に溜まることは無くなるためです。

・扁桃炎にかかりにくくなる
扁桃を除去することによって扁桃炎にかかることも無くなるので、よく扁桃編にかかって熱を出す人はそのような苦しみから開放されます。

・特定の難病が融解、改善する場合がある
IGA腎症等の特殊な病気で扁桃が病巣感染源となっているケースがあり、このようなケースでは扁桃を除去することで症状(病気)が融解(症状が収まること)することがあります。

・扁桃を除去するデメリット

・取ってしまって問題が無いか実際にはよく分かっていない
扁桃は空気の通り道にあり、免疫という面からみると非常に大きな役割を果たしています。
現状では扁桃自体は取ってしまっても問題ないとされているものの、実際にはよく分かっておらず、取らずに済むなら残しておいた方が良いと主張する医者がほとんどです。

・とにかく術後は痛くて辛い
扁桃の除去手術は術後は暫く何も食べられない程に喉が痛いらしく、1週間~2週間程度はかなりの苦しみに耐える必要があります。

・必ずしも膿栓が出来なくなるとは限らない
扁桃で切除されるのは口蓋扁桃であり、咽頭扁桃(アデノイド)等はそのまま残ります。
口蓋扁桃を切除したことにより、時間が経過すると、他の部位が口蓋扁桃の役割を担うようになり、その部分に膿栓が出来やすくなるという可能性もあり、口蓋扁桃を除去すれば確実に膿栓(臭い玉)から開放される、という訳ではありません。

・扁桃切除手術可能かの判断

・重度の扁桃炎やIGA腎症の場合

このようなケースでは扁桃摘出を勧められるケースは多いです。
扁桃炎が酷い場合には1ヶ月~2ヶ月置きに40度の熱が出てしまう場合もあり、このようなケースでは扁桃を切除することを強く勧められます。

また、IGA腎症の場合でも、融解(症状が収まること)とまではいかなくとも症状が緩やかになる可能性も高いため、扁桃切除+ステロイドパルス治療が勧められるケースも非常に多くなりました。
(この治療の第一人者である堀田修医師は非常に有名です。)

・扁桃が極端に肥大している場合
扁桃が極端に肥大している等のケースも摘出対象となる場合があります。
特に扁桃炎の症状が無い場合でも睡眠時無呼吸症候群に陥りやすい等、生活上の問題が出るケースもあるため、です。

・口臭や膿栓(臭い玉)に悩んでいる場合の扁桃切除は可能か?
今までのケースでは扁桃を除去するメリットがデメリットを大幅に上回ると判断されるためにGOサインが出る訳です。

問題となるのはこのような明らかに扁桃を切除することが妥当というケースでは無くて、口臭に非常に悩んでいて膿栓(臭い玉)も酷いので何とか扁桃除去手術を受けたい、という場合です。

この場合に手術が受けられるかどうか、ですが、正直、医師次第と言えます。
私に相談を下さった方では、口臭に酷く悩んでいることを何度も訴えて、無事に扁桃除去をしてもらった人もいます。

その方の場合には扁桃を除去したところ、扁桃を取った部位の奥の方に膿栓や膿汁がビッシリだったそうで、取って良かったねと医者にも言ってもらえたそうです。

このようなケースもあるので、口臭で悩んでいるという理由でも場合によっては切除手術をしてもらえる可能性はある、ということです。

保険適用となるには何かしらの症例が必要となるはずなので(口臭は病気と認識されていないので)、熱がたまに出る等、別の要因もあったからこそ手術までこぎつけたのだと思います。

この辺りはその医師の判断次第となるため、一般的な見解を出すことは出来ないでしょう。
いずれにしても、口臭を理由に扁桃切除手術をするのは難しいのが現状です。

扁桃を除去する入院編

口臭や膿栓(臭い玉)を理由に扁桃の切除手術を受けるのは難しいのですが、膿栓(臭い玉)を理由に実際には切除している人がいるのは事実です。
ここでは、扁桃の切除手術する場合の入院までの流れや手術の大まかな手順、術後の経過について説明します。

扁桃除去で入院中

手術費、入院費はいくら?

扁桃の切除手術、及び、その前後の入院費を合わせるとおおよそですが20万円~40万円程度が相場のようです。

入院する期間や個室か相部屋、大部屋か等でも変わってきます。

手術と入院の費用が10万円を超える場合には負担額を減らしてもらえる高額医療費制度がありますので、自己負担額は10万円~20万円程度を見込めば良いでしょう。
(地域や病院によって料金は変わりますので詳細は病院でご確認下さい。)

ただし、その後の経過確認等で通院もあるので、実際にはもう少し費用がかかると思います。

・入院する期間はどれくらいか。

入院期間の例

扁桃切除手術の入院期間日数表

上記の表を見てもらうと分かりますが、概ね1週間~2週間の間、というのが一般的なようです。

0日というのもありますが、これは海外の例で日本ではありません。
日本では現状では扁桃切除の場合に日帰り手術というのは一般的ではありません。

入院する期間が長ければ長いほど、医師と看護師の管理下の元、術後経過を過ごせるので安全感があります。

忙しいので、どうしても短い期間で入院を済ませたいという場合でも大抵は1週間は入院するのが通例のようです。

・事前に行うべき準備は?

まず、手術日を決めますが、大抵は「それでは1週間後で!」のような急なことはあり得なくて、1ヶ月以上先、場合によっては数ヶ月後になることがほとんどです。

そして、手術日が近づいてきたらその手術日の1週間程度前に手術可能かチェックする術前検査があります。こちらの費用は5000円~1万円程度。

術前検査の一例

①検査の説明
  ↓
②採血検査
  ↓
③尿検査
  ↓
④心電図
  ↓
⑤レントゲン
  ↓
⑥診察(当日の麻酔のことや扁桃の状態のチェック等)
  ↓
⑦入院手続き

健康診断と同じようなことをして、最後に診察、という形です。

・実際の手術はどのようなものか?

大抵は手術前日に入院して、前日検査をします。
この日の夜は絶食です。

当日は朝から飲水も禁止になり、その後、手術となります。

手術室に入ると麻酔を打たれます。
全身麻酔ですのですぐに意識が無くなってしまい、気づいたら手術は終わっています。(概ね1時間程度)

ですので、手術自体は全く痛くありません。

その後、回復室という場所で1時間程度、経過観察をして病室に戻る、という形になります。
扁桃切除手術後に安静にしている図
病室に戻った後も2時間程度は動くことは出来ず安静(仰向けで静かに寝ていること)にしていなければなりません。

・術後から退院まで

手術は全身麻酔のため全く痛みを感じないのですが、問題となるのが手術が終わった後です。

目を覚ました直後は麻酔がまだ部分的に効いているため痛みが少ない訳ですが、その後、少しずつ痛みが出るようになるようです。


そして、痰が大量に出るので気持ち悪い、舌が腫れ上がって水すら飲めない、微熱が続く、声を全く出せないというような様々な不快な症状が手術当日は続きます。
喉に超巨大な口内炎が2つ出来ているような感じ、とも言われています。

当日の夕食は喉の痛みで食べられないケースがほとんどで、その後辛くて一睡も出来ない人もいます。

とにかく術後当日が一番辛いのは間違いありません。
手術の翌日には少し楽になって物を食べることが出来る人もいれば、喉の腫れが酷くて翌日すらも何も食べられない人もいて、術後の経過には個人差があるようです。

ただ、大抵は術後2日目~3日目には流動食を食べられる、何とか声を出せる程度には回復するケースがほとんどなので、大きな忍耐を強いられる期間は凡そ1日~3日程度となり、この期間が過ぎれば退院まで一直線です。

術後はこのように様々な問題が起こります。
何日も食事を取れない場合には点滴が必要なケースもありますし、熱が酷い場合、患部の化膿が酷い場合には適切な投薬も必要でしょう。

日帰り手術が一般的では無いのも納得であり、やはり1週間程度の入院は必要と感じます。

扁桃切除手術が終わったら(予後編)

退院後にも1ヶ月~2ヶ月程度は注意するべきことがたくさんあります。

・退院後に注意するべきこと

喉は大きく傷ついている状態なので、刺激物の摂取は全て制限されます。
アルコール、炭酸飲料、熱い飲み物や辛いもの等。

また、どうしても痰が発生しやすいため咳が出てしまう人もいます。
大きな声も出せませんので、仕事や日常生活に多少の制限が出てしまう時期です。

半年以上経過しても喉の違和感が消えないという人もいるため、やはり術後の経過にはかなりの個人差があるようです。
安静を心がけて、とにかく喉が自然回復するのを待つことが肝心です。

切除後は膿栓(臭い玉)は本当に出来ないのか?口臭は改善するの?

口蓋扁桃を切除して陰窩の凸凹がなくなっているので、膿栓(臭い玉)が出来ることはほとんど無くなります。

また、膿栓(臭い玉)が大量に溜まっているタイプの人は口臭もかなり激減するようです。

ただし、これは抗生物質のおかげもあります。

術後は患部が化膿することを予防するために抗生物質を投与されます。
この抗生物質は細菌自体を抑えますので、臭いの元となる細菌も減り口臭が軽減することがあるのです。

そのため、術後、半年、1年と経過してから、口臭が減っているかどうかがポイントになります。
私の元に連絡を下さった方で口臭治療目的で扁桃切除した方がいますが、その方は術後数ヶ月しても口臭を感じることが無くなり、かなり快適、とのことでした。

手術してから数年後に口臭が元に戻る可能性は?

手術自体が大掛かりですから、その後、ずっと膿栓(臭い玉)が出来ず、口臭も発生しないことを期待したいものです。

結論から言いますと、口臭は元に戻ってしまう可能性があります。
先程の例の口臭に悩んで扁桃切除した方は術後、1年くらいは問題無かったらしいのですが、その後、時間が経過するにつれて口臭がだんだんと元に戻ってしまったそうなのです。

膿栓(臭い玉)は出来ていないはずなのに、どうしてか分かりません、とのことでしたが、口蓋扁桃を切除した場合にはその役目を別の部位で代替している可能性があります。

そのため、見えない部分、つまり喉の奥や上咽頭にあるアデノイド等に膿汁や膿栓(臭い玉)が発生している可能性があると考えられます。

このようなケースもあるため、口蓋扁桃を切除すれば必ず膿栓や口臭から開放される訳ではありません。

膿栓除去、口臭改善を目的に扁桃切除する意味はあるか

結論から言うと、長期的にはあまり意味が無いと思います。
もちろん扁桃炎が酷く発熱がある等、口臭以外の問題があって切除を検討していて、ついでに口臭が無くなれば良いというならば扁桃切除は意味があります。

逆に特に口臭、膿栓(臭い玉)のためだけに扁桃を切除したとしても、先程の例のように後から口臭が元に戻ってしまう可能性も否定出来ません。

現状では私の元に寄せられている扁桃切除後の口臭経過に関する情報は数が少ないため、膿栓や口臭改善目的での扁桃切除がどれ程効果的かがハッキリしていませんが、少なくとも元に戻ってしまった人がいる以上、完全な方法では無いと考えるべきでしょう。

そもそも、膿栓(臭い玉)だけが口臭の原因では無いので体質自体が変わっていないと口臭が元に戻ってしまうのはむしろ必然とも言えます。

金銭面、体への負担、入院や通院の時間、元に戻る可能性もあること等、総合的に考えると口臭治療目的での扁桃切除はお勧めしません。

扁桃切除まとめ

・膿栓(臭い玉)は扁桃の陰窩(ポケット)に出来るので扁桃を切除すれば膿栓はかなり出来にくくなる。

・口臭治療目的では扁桃切除を認められる可能性は低い。
仮に手術をしたとしても、口臭が改善するとは限らず、期間が経過すれば元に戻るケースもある。

・手術のリスク、金銭面等、様々な面を考慮すると口臭治療目的での扁桃切除はお勧め出来ない。

口臭の原因は本当に膿栓(臭い玉)なのか?

ここまで、様々な膿栓(臭い玉)の取り方を解説してきました。
なぜ、膿栓(臭い玉)を取りたいのかと聞かれたら、口臭改善のため、口臭予防のためと答える方がほとんどだと思います。

ここで考えたいのは、膿栓(臭い玉)は本当に口臭の原因なのか?という点です。

臭いが非常に臭いから膿栓(臭い玉)が口臭の原因だと思いこんでしまっている人も多いのですが、実を言うと膿栓は口臭の原因ではあるものの、口臭の元となる主原因では無いのです。

膿栓は口臭の主原因では無い?

膿栓は言ってみれば、最終的な結果として現れるものであって、口臭の根本原因ではありません。

どういうことかと言いますと、膿栓(臭い玉)が扁桃に常にできてしまう、たくさん出来てしまうという口内環境になっていることが問題だ、ということです。

常に膿栓が出来てしまう口内環境になっていることが本当の問題であり、膿栓(臭い玉)が出来ることはただの結果でしかありません。

つまり、膿栓は「口臭があるかもしれませんよ!」というお知らせ、警告のようなものであり、膿栓を必死に取ったところで口臭が根本から無くなるわけではありません。

そもそも膿栓(臭い玉)は潰すと非常に臭いますが、潰さなければそこまで強烈には臭わないものです。(もちろん、個人差はあります。)

また、いくら頑張って膿栓を取ったとしても口内環境が悪ければまたすぐに溜まっていってしまいます。

膿栓(臭い玉)をいくら必死に取ったとしても元となる口内環境が変わっていなければまたすぐに膿栓は溜まってしまいますし、口臭を引き起こしている原因は口内環境にあるのですから膿栓を取ったとしても口臭は改善しません。

つまり、膿栓自体を取ることには意味があまり無い、と考えて下さい。

膿栓(臭い玉)の元は膿汁にある

始めの方でもお伝えしましたが、膿栓(臭い玉)の原料、元となっているのは膿汁であり、この膿汁が口臭の根本原因になっている可能性があります。

こちらは喉に付着している膿汁です。

膿栓(臭い玉)はこの膿汁が固まったものであり、つまり本当の原因であるこの膿汁を何とかすることが出来れば膿栓(臭い玉)自体を抑えて(出来なくする)口臭も予防することが可能ということです。

しかし、残念なことにこの膿汁というものは正常な人でも分泌されるものですから、基本的にはどんな人にも分泌される可能性のあるものです。

ここで、口臭や膿栓(臭い玉)の元となる膿汁とそうならない膿汁の違い、ポイントについて解説します。

臭い玉(膿栓)が出来る人と出来ない人の膿汁の違い

・膿栓が出来ないポイントは膿汁の濃度

膿汁が誰にでも分泌されるものである以上、膿栓(臭い玉)自体も誰にでも出来る可能性はあります。

しかし、実は口臭が無い人、正常な人の膿汁は非常に濃度が薄くてサラッとしています。
濃度が薄いのでそもそも膿栓のように凝縮して固まってしまう前に唾液と合わさって体内に流されてしまうことが多いのです。

つまり、膿汁の濃度が低いため常に扁桃がキレイに掃除されていて、実質的に膿栓が慢性的に溜まるということが無い状態です。

この膿汁は人によって粘度が低い人もいれば高い人もいて個人差があります。
粘度の低い膿汁は唾液とほぼ変わらずサラサラしているため、そもそも扁桃に溜まることすら無いので、濃度の低い膿汁持ちになることが膿栓(臭い玉)や口臭予防には重要なのです。

・濃度の低い膿汁になるには?

膿汁というのは細菌と白血球の闘いによって主に生産されています。細菌と白血球の闘いは主に炎症によって発生します。
そして、膿汁に細菌が繁殖することによってどんどん膿汁の濃度はあがっていきます。濃度があがると喉や扁桃等、口内に膿汁がへばりつくようになります。

へばりついた膿汁にさらに細菌が繁殖してどんどんと強い臭いの元となっていきます。

川のように常に水が流れていれば水は腐りませんが、沼やドブのように流れがない場所の水は腐ります。
水が腐ると濃度が上がってトロみが付いてきますしその濃度が上がるほどに臭いも酷くなっていきます。

それと同じようなイメージで膿汁も濃度があがってサラサラと流れなくなると臭いの元、膿栓の元となりやすくなります。

この写真でテカテカした部分は唾液ではなく膿汁が付着しています。

膿汁の濃度を上げないためにはその元となる炎症と細菌の繁殖を抑えることが重要です。
つまり、まずは細菌と白血球の闘い、つまり炎症が少ない状態に出来れば、必然的に細菌や白血球の死骸自体の量や数が抑えられて粘度の少ない膿汁になる、ということです。

粘度の低い膿汁はほぼ唾液のようなものであり、恐らく膿汁が出ていることすら気付くことなくサラサラっと体内に流れていきます。
後鼻漏のように不快に喉にまとわりつきませんから細菌が繁殖することもなく喉の方に流れていってしまいます。

そもそも粘度、濃度が低いと唾液みたいなものですから、膿汁が出ていることにすら気付かないのです。
これが正常な人の状態であり、膿栓(臭い玉)も出来ない、口臭も発生しないという状態なのです。

もちろん、風邪をひく、体調が悪い、花粉症等のイレギュラーのケースで一時的に濃い膿汁や痰が出て膿栓が出来てしまう可能性は誰にでもありますがそれは一時的なものに過ぎませんので気にする必要はありません。
また、扁桃の陰窩(ポケット)が深い場合には食べかすがダイレクトに溜まっていって膿栓(臭い玉)となるケースもありますが、この場合も一時的なものであり口臭の根本原因にはなりません。

正常な人は口腔内での炎症が少なく膿汁の濃度が低いため常に膿栓が出来る訳では無く口臭も無い!

膿汁が膿栓(臭い玉)に変わる瞬間とは?

実際に膿栓(臭い玉)を頻繁に取っていると分かると思いますが、膿栓の固まる前の段階の柔らかい臭い玉(膿栓)が出てくることがあります。

この柔らかい膿栓(臭い玉)を潰してみると固い膿栓(臭い玉)に比べると臭いが少なめなことが分かります。

膿栓(臭い玉)が出来ない人、できにくい人は体調が悪い時にこの柔らかい膿栓(臭い玉)がたまに扁桃に溜まる程度であり、大抵はその少し前の段階(膿栓ですら無い液体に近い非常に柔らかい膿栓)で飲み込んでいるため膿栓が出来ません。

これが口臭のある人、膿栓の出来やすい人の場合には、細菌と白血球の闘いが凄まじいために死骸が増え、短時間で膿汁が非常に濃い状態になります。

この膿汁が濃い状態が続くと、先程の柔らかい膿栓は扁桃から流れて出ていく機会を失ってしまい、だんだんと扁桃の中で凝縮されて固くなり写真のような固い膿栓(臭い玉)が出来てしまう、という訳です。

一度、固くなった膿栓は排出されにくくなりますので、その間にこの写真の膿栓のようにどんどん大きくなっていってしまい、口臭の要因となってしまいます。

固い膿栓になる前の柔らかい膿栓の段階で扁桃から流れ出させるには粘度の低い膿汁(ほぼ唾液)となる口内環境を保つことが非常に重要になります。

膿栓(臭い玉)と膿汁ではどっちが臭い?

結論から言うと、膿栓(臭い玉)と膿汁では膿栓の方が臭いです。
膿汁が固まって凝縮したものが膿栓なのですから当然といえば当然です。

ただし、注意しなければならないのはむしろ膿汁の方です。
膿栓(臭い玉)は基本的には扁桃にしか出来ませんし、潰さなければそこまでは臭いません。

しかし、膿汁は炎症を起こしている箇所、歯茎や鼻、耳、喉、扁桃等至る所に存在しますし、その量が半端ではありません。
濃い膿汁となると細菌もより繁殖しやすくなりますので、例えば、軽い歯肉炎を起こしている程度で本来ならば大した口臭では無い場合でも濃い膿汁と合わさることで細菌が異常繁殖し大きな口臭となり得ます。

口臭が強い人はこのような連鎖反応が至る所で起きている可能性が高いです。

膿汁は分泌物のため膿栓に比べると量が多いこと、濃い膿汁だと細菌がより繁殖しやすくなること!
以上のことより膿栓よりも膿汁が口臭の主原因であり臭いの元だと考えるべきなのです。

膿汁、膿栓(くさい玉)が喉に出来る8つの原因

膿栓(臭い玉)が扁桃にできてしまう原因である濃い膿汁は主に炎症によって発生しますが、他にも様々な要因があります。

扁桃の構造上の問題

扁桃の中でも口蓋扁桃は特に個人差の出やすい部分です。
ぷくっと膨らんでいる人もいれば、喉の奥に引っ込んでいる人もいますし、扁桃の凹凸が異常に大きくて陰窩というポケットが深い人もいます。

ポケットが深いということは当然、その部分に膿汁や食べかす自体が溜まりやすくなりますので膿栓がどうしても出来やすくなります。

この構造上の問題によるケースでの膿栓(臭い玉)は実はそれ程、気にする必要はありません。
そもそも膿栓(におい玉)は潰さなければそこまで臭いませんので構造上の問題で出来てしまう場合には口臭の原因にもなりにくいし体に問題もありません。

ですので、口臭は無いけど膿栓がたまに出て気になるという場合には陰窩(いんか)のポケットが深いだけであることもありますので、特に気にする必要はありません。
ただし、濃い膿汁が出ているケースでこの扁桃の構造上の問題も重なっている場合には当然、膿栓(臭い玉)が大量に発生し大きな口臭の元となってしまいます。

上記の写真では濃い膿汁がまとわりついていてポケットに膿栓も付着しているようなので口臭の原因となっているパターンです。

水分不足やドライマウス

水分が足りていない場合には口の中が乾燥しやすくなりますし、また、膿汁が濃くなってしまう可能性もあります。

水分を摂取すれば膿汁が薄くなるとは限りませんが(経験上、可能性は低いくらいです)、ドライマウスの予防にはなるので水分摂取はある程度一定の効果は見込めます。

水は一度に大量に飲んでも体には吸収されないので、小まめに少しずつ飲むことがポイントです。

口腔内の細菌の問題

口内環境が悪いと膿汁、膿栓(くさい玉)が発生しやすくなります。

口腔内の細菌が悪玉菌優勢になっていて悪さをしやすい状態になっており、これが膿汁の発生を促して膿栓(臭い玉)へと繋がっていくのです。

口内の細菌は例えば歯石や歯肉炎も関わってきますし、舌苔も関わってきますので非常に複雑な問題です。

膿汁、膿栓(臭い玉)、口臭の大きな原因はこの細菌にありますので、この細菌を抑制させていくことが非常に重要になっていきます。

慢性的に扁桃が炎症している

扁桃炎の場合には当然、扁桃で激しく細菌と白血球が闘うことになり膿汁もより多く発生するので臭い玉(膿栓)の原因となります。

酷い扁桃炎の場合には頻繁に40℃近い高熱を出すこともあり、このような場合にはIGA腎症等の合併症の懸念もあるため、扁桃摘出手術も視野にいれる必要があります。

しかし、口臭の原因となっているケースで考えると、そのような酷い扁桃炎を患っているとは限りません。
熱が出ることもなく見た目には全く炎症しているようでは無いのに、実際には炎症が起きていて膿汁や口臭が発生しているケースがあります。

私はこれを隠れ扁桃炎と呼んでいますが、一定数、この隠れ扁桃炎の症状を持っている人がいるので注意して下さい。

特に熱も出ないですし、場合によっては膿汁すら出ないこともありますので気付きにくいです。

このケースで膿汁が出ないのは粘度が濃すぎて全く排出されない乾燥型だから、と考えます。
つまりイメージとしては、炎症で膿汁が発生⇒濃い膿汁になり扁桃に留まる⇒柔らかい膿栓が出来る⇒固い膿栓になる⇒膿栓が大きくなるという一般的なタイプではなく、いきなり、柔らかい膿栓⇒固い膿栓で完結してしまっているようなイメージです。

いずれにしても隠れ扁桃炎は自覚症状が無いことが多いので注意です。

アレルギー性鼻炎

花粉症やハウスダスト等、アレルギーによる鼻炎も膿汁が発生し膿栓(臭い玉)の原因となります。

この場合には膿汁は鼻で発生して(一般的には鼻水と認識されますが)鼻から喉を通って扁桃に溜まっていきます。

今では1年中、様々な花粉が飛散していますし、またダニを始めとして塵や埃によるハウスダストにより常に鼻炎状態になっている人も多いです。
基本的には抗ヒスタミン薬によってアレルギー反応を抑えることにより症状を和らげるという治療法を取ることが多いです。

花粉症等でアレルギー性鼻炎になっても基本的に膿汁の濃度が低ければ膿栓や口臭の原因にはなりません。
このアレルギー性鼻炎の場合もどの程度、炎症が酷いかで膿汁の濃さも変わってきますので炎症が酷い場合には注意が必要になってきます。

蓄膿(慢性副鼻腔炎)や慢性鼻炎

副鼻腔炎や慢性鼻炎も膿栓(臭い玉)の大きな要因です。

これらの症状がある場合には大抵は後鼻漏という症状があり、その鼻水のようなものが膿汁となり喉をつたって扁桃に溜まり膿栓(臭い玉)の原因となります。

鼻の炎症の場合には臭いの元が鼻にもあるため、鼻と口の両方が臭くなります。

慢性副鼻腔炎(蓄膿)や慢性鼻炎が原因の場合には耳鼻咽喉科に行って治療をしようと考えるかもしれません。
しかし、残念なことにこれらの症状は耳鼻咽喉科でも治療が難しく症状を薬で多少抑えられるかも、程度の効果しか期待出来ない場合があります。

これはたくさんの人から実際に頂いたお便りから判明している事実であり、鼻の症状がありその合併症として口臭に悩んでいるケースでは耳鼻科に通っても口臭はまず改善しません。

急性副鼻腔炎の場合には、抗生物質や耳鼻咽喉科での適切な処置で良くなるケースがほとんどですが、口臭や膿栓(臭い玉)に酷く悩んでいる人は慢性副鼻腔炎や慢性鼻炎であることが多いので治療が非常に難しいのが現状です。

また、不快な後鼻漏があるのに耳鼻科では特に大きな問題は無いと言われるケースもあります。この場合は上咽頭炎である場合が多いです。

上咽頭炎(鼻咽腔炎)

上咽頭炎(鼻咽腔炎)は濃い膿汁を作ってしまう大きな要因となる症状で口臭とも密接な関係にあります。
一般の耳鼻咽喉科では認識されにくい症状であり、診察をしてもらっても特に問題無しと診断されるケースが多いです。

基本的に自覚される症状もほとんど無く自分でこの症状に気付くことが非常に難しいのでやっかいです。
人によっては後鼻漏があることもありますが軽い症状のことが多く、患部の痛みや炎症等も全く無いため、まず自分の上咽頭に異常があると認識する人はいません。

隠れ扁桃炎と同じようなもので一見すると上咽頭は全く炎症していないのですが、1.0%の塩化亜鉛水溶液という薬品を塗布すると出血と激しい痛みを伴います。

この治療をBスポット療法といいます。

現状では、内視鏡で上咽頭をチェックしながら塩化亜鉛水溶液を染み込ませた綿棒で上咽頭を擦るこのBスポット療法が最も上咽頭炎(鼻咽腔炎)の判定に優れた方法となっています。

この上咽頭炎(鼻咽腔炎)は副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎とも関係しやすく、鼻から喉にかけて広範囲で炎症が起きやすくなります。

こうなると、濃い膿汁が常にどんどん出てくるようになるので歯磨きやうがいでは全く口臭予防にならなくなります。

どんなに優れたマウスウォッシュや歯磨き粉を使ったとしても、上咽頭炎の症状によって膿汁がどんどん出てきますのでクリーニングが追いつかず、酷い口臭や膿栓(臭い玉)の大きな原因となります。

上咽頭炎かどうかのチェック項目

上咽頭炎(鼻咽腔炎)の可能性がある症状を以下にあげておくので、心当たりがある場合には注意して下さい。

・後鼻漏が頻繁に起こる
・匂いがよく分からないことがある
・舌苔が一般の人よりも厚く付着している
・鼻づまりをよく起こす
・風邪は喉からきやすいタイプである
・口臭が気になり、特に喉の奥からむわっとした臭いがする
・口臭だけでなく鼻臭も気になる
・食事をした後に匂いの強いもの(ネギやニンニク等)は口内に臭いが残りやすい
・膿栓(臭い玉)が出来やすいタイプである
・ストレスに弱いタイプである
・どちらかというと疲れやすい方だ
・尿タンパクが出やすく検査でひっかかりやすい(IGA腎症初期の可能性)

上記の症状のうち、いくつか当てはまるという場合には上咽頭炎(鼻咽腔炎)かもしれないと疑ってみましょう。
上咽頭炎の対策については解決策編で説明致します。

ストレスによるもの

体にストレスがかかると唾液自体が分泌されにくくなり一時的にドライマウスの状態になります。
この時には膿汁の濃度もあがりやすくなっていますので膿栓(臭い玉)も出来やすくなっていて口臭の原因となります。

また、ストレスはアレルギーや炎症とも大きく関わっているため、扁桃炎やアレルギー性鼻炎、慢性副鼻腔炎とも関係があり口臭や膿栓の大きな要因の1つとなります。

膿栓(臭い玉)および膿汁を無くし口臭を予防、改善するための8つの解決策

膿栓の原因となる膿汁を無くす(厳密には濃度を薄くして)ことで口臭を予防することが出来ます。
この膿汁が濃くなってしまう主原因は細菌の繁殖、炎症にありますのでそれらを抑えることが重要になります。

口内ケア、歯磨きを徹底する

歯磨きを基本とする口腔内ケア、クリーニングは重要です。
口内をしっかりクリーニングすることで細菌の繁殖を抑えることが出来るから、です。

口内ケア、クリーニングの基本

・歯ブラシは奥歯までしっかり磨ける小型のものを使用する
・歯間ブラシやフロスを使用して歯間や歯茎と歯の間に溜まっているカスや歯垢をおしっかり落とすこと
・舌苔が大量に付着している場合には舌専用のクリーナーでやさしく舌苔を除去すること
・唾液の分泌を良くするために舌を動かして、唾液を出すこと

このような基礎的なケア自体を怠ってしまうと、細菌が繁殖しやすい状態になってしまいますので膿汁の濃度も上がりやすくなります。
具体的な口腔内ケアやクリーニングについてはこちらの記事で詳細にまとめていますので参考にして下さい。

⇒口臭予防のための基礎口腔内ケアまとめ

この口腔内ケアまとめを実践しただけでかなり口臭が軽減したという人も多数いますのでチェックしてみて下さい。

マウスウォッシュを使う

マウスウォッシュに関しては、膿栓の取り方でいくつか紹介しましたが基本的にはこれらで膿栓を取ることは出来ません。
しかし、膿汁を洗い流して発生させにくくすることは短時間ではありますが可能です。

まず、大抵のマウスウォッシュには殺菌効果のある成分が含まれていますので、その成分により膿汁を抑えることが出来ます。
しかし、常にマウスウォッシュで口内をうがいする訳にはいきません。5分~10分置きにうがいするなんて現実的に無理ですよね。

通勤中や仕事中、家事育児をしている時、寝ている時等。うがいをしていない間、実質うがいが出来ない間にも膿汁はどんどん発生していきます。

そして、膿汁が濃くなり細菌もどんどん繁殖していって膿栓や口臭へと発展していきます。

マウスウォッシュでは膿汁を抑えられない

基本的にマウスウォッシュで根本的に膿汁を薄くする、解消することは出来ません。これはどんなマウスウォッシュを使ったとしても、です。

仮にうがいをするだけで全ての細菌を一掃し、その後の炎症及び細菌繁殖を完全に抑えることが出来るマウスウォッシュがあれば根本的に膿汁と口臭を解消出来ますが、そのようなマウスウォッシュは存在しません。

当方では口臭、膿栓や膿汁に効果があると謳っているマウスウォッシュは多数試してきました。
ナタデウォッシュ、美息美人、リステリンやGUMデンタルリンス、クロルヘキシジン系のコンクールFやクラセプト、バトラーCHX洗口液、SOSORO、プロフレッシュやセラブレス、塩化亜鉛系のアストリンゴゾール等。

その他にも様々なマウスウォッシュを実験、検証しましたが、一時的には効果があっても炎症を抑え続けて長時間口臭を予防出来るマウスウォッシュはありませんでした。

アメリカFDAで歯周病に効果が認められているクロルヘキシジン0.2%配合のマウスウォッシュ「クラセプト」ですら長期間の口臭予防は出来ませんでした。
では、マウスウォッシュが全く意味が無いのかというとそんなことはありません。

マウスウォッシュを使うことによって一時的ではあっても細菌、膿汁を抑制し口臭を軽減させることは出来るので、口臭を気にしているならばマウスウォッシュは使った方が使わないよりは良いです。
また、炎症系では無いケース、または炎症度が低い軽度の口臭の場合には問題なく長時間マウスウォッシュの効果が持続するケースも認められています。

あくまでも膿栓が頻繁に出来る場合には膿汁が濃いケースが多く、その場合には根本原因に炎症が関わっていることが多いため、この場合にはマウスウォッシュでは効果があまり見込めない可能性が高い、ということです。

・鼻うがいやスチームを使う

鼻や上咽頭に炎症があり、膿汁によって口臭や膿栓の原因となっている場合に有効な方法です。
鼻をうがいすることにより鼻水(膿汁)を洗い流すことが出来ます。

鼻うがいのポイント

・鼻うがいをする場合には必ず約1%の生理食塩水を使用する
(真水を利用すると浸透圧の問題で鼻が痛くなるので注意)

・右の鼻から水を入れた場合には反対側の鼻から水を出すようにする。

・鼻を洗った後には出来るだけ鼻をかまないようにし、どうしてもかみたい場合には片方の鼻を押さえながら優しく鼻をかむようにする
(勢い良く鼻をかむと耳に水が入り中耳炎等の炎症を起こす可能性があるため注意)

スチームを使う


スチームはミストのような霧状の水蒸気を発生させる機器でその水蒸気を鼻から吸い込むことで鼻水や膿汁を洗い流すことが出来ます。

水蒸気のため水よりも粒子が細かく、鼻の細部まで到達して効果が高いとされています。
(されています、と書いているのは残念ながら私自身は鼻や喉の炎症が酷い場合にはネブライザーやスチームの効果が薄いと感じているからです。)

いずれの方法も濃度が小~中程度の膿汁には一定の効果は期待出来るのですが、濃度の高い膿汁を洗い流すことは出来ませんので軽度の炎症で悩んでいる人向けになります。

耳鼻咽喉科に通う


膿栓(臭い玉)の除去自体にはあまり意味が無いことは前述した通りですので、耳鼻科でチェックするべきなのは扁桃や鼻、上咽頭等に炎症や問題がないかどうか、という点です。

アレルギー性鼻炎の場合には薬の服用によって症状が軽減し膿汁自体の改善も期待出来ますし、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の場合も長期間の低用量抗生物質により症状が改善されるケースもあります。

このような比較的、目に見える症状がある場合には耳鼻科に通うことで改善するケースもあります。

問題となるのは扁桃や上咽頭に潜む一見すると炎症していないように見える隠れ炎症(上咽頭炎等)であり、このようなケースではほとんどの耳鼻科では病気と診断されることは無く、異常なしと診断されます。

このような隠れた炎症があるかを確認したいという場合にはBスポット療法を実施している耳鼻科に通院することをお勧めします。

Bスポット療法による治療

Bスポット療法って何?

1.0%の塩化亜鉛水溶液を患部に塗布する治療法です。
鼻咽腔(びいんくう:Biinnkuu)の頭文字であるBを取ってBスポット療法と言います。

東京医科歯科大学耳鼻咽喉科の堀口申作名誉教授が提唱された治療法で50年以上前から行われている治療法です。

上咽頭(鼻咽腔)には目で確認出来ない炎症が起きていて、この炎症が体の様々な病気と関わっており塩化亜鉛を塗布すると患部が出血し、その後症状が改善する、というものです。


赤丸部分がBスポット療法によって出血している部分です。

Bスポット療法で改善するとされる症状は、めまい、頭痛、耳閉感、咽頭痛、肩こり、咽頭異物感、耳鳴り、後鼻漏等です。

後鼻漏が改善して口臭も良くなったという口コミが広がり、最近では膿栓や口臭の対策としてBスポット療法が少しずつ知られるようになりました。

一般的には普及していない治療法

50年以上前から存在している治療法であるにも関わらず、近年まであまり普及していませんでした。

その理由は塩化亜鉛の塗布による治療効果が医学界ではあまり認められなかったため、堀口先生のお弟子さんが自院でBスポット療法を処置する程度であり、一般的にはほとんど知られる機会が無かったためです。

保険適用ではあるので治療自体は千円もせず非常に安いのですが、Bスポット療法自体を知らない耳鼻咽喉科の先生も多いです。

IGA腎症に一定の効果がある

このBスポット療法が普及し始めた背景にはIGA腎症という難病指定の腎臓病に一定の効果が見込める、という口コミがここ10年くらいで広まったためです。

Bスポット療法で尿蛋白や尿潜血の値が下がってIGA腎症が融解したという体験談や口コミがあり、副作用等も特に無いことから駄目元でも試してみたいという患者さんが増えてきました。

ほとんどのケースで扁桃切除とステロイドパルス療法も合わせて実施していますのでBスポット療法だけの効果とは限りませんが、副作用の強いステロイド以外には有効な方法が無かった腎炎に効果が見込める可能性があるというだけで画期的なことです。

このサイトは腎炎ではなく口臭専門のサイトなので詳しくは割愛しますが、膿栓や膿汁と扁桃炎は腎臓病と関係があるかもしれないということを頭の片隅に置いておきましょう。

IGA腎症と診断されている患者数は日本では少ないですが、腎臓病予備軍は数百万人もいると言われており、糖尿病の合併症型の腎臓病予備軍以外は膿栓や扁桃炎が関わっている可能性も高いと考えます。

つまり、膿栓が出来やすいという場合には腎臓病予備軍の可能性がある、ということです。

膿栓がかなり出来やすい、もしくは扁桃炎を患っているという場合には健康診断の尿検査に注意するようにして下さい。

Bスポット療法は口臭にも効果が見込める?

Bスポット療法が少しずつ普及して、後鼻漏、口臭や膿栓(臭い玉)にも効果があったという口コミが出回りました。
そこで当方でも8年程前からこのBスポット療法に注目し、様々な実験及び検証を続けてきました。

結果として、留意点は多数あるもののBスポット療法は上咽頭炎を始めとする炎症症状による口臭及び、膿栓や膿汁の改善に効果が認められると当方でも判断致しました。

Bスポット療法を受けるにはBスポット療法を実践している耳鼻科に通うか、もしくは自分で治療するセルフBスポット療法をするか、の2択になります。

耳鼻科でBスポット療法を受ける

Bスポット療法は最近、普及してきているとは言っても、取り入れている耳鼻科は全国でもまだまだ少数で数えられるくらいしかありません。

東京や大阪等の大都市には必ず1つはBスポット療法を取り入れている耳鼻科はありますが、地方となると取り入れている耳鼻科が県内に1つもない、というケースすらあります。

また、耳鼻科での待ち時間、治療間隔の問題等もあり、口臭や膿汁の改善目的で耳鼻咽喉科でのBスポット療法による治療は難しい、というのが当方の結論です。

セルフBスポット療法

セルフBスポット療法というのは自分で上咽頭に塩化亜鉛溶液かもしくはそれに変わる薬品を塗る、という方法です。

自宅で手軽に出来るため、通院する必要もなくお手軽に実践が出来ます。
セルフBスポット療法によく使われる薬品がアストリンゴゾールやルゴール、リステリン等です。

アストリンゴゾールは原液だと塩化亜鉛が0.5%近く含まれており、最も塩化亜鉛の含有量が高い市販のうがい薬です。
塩化亜鉛自体は劇薬に指定されており入手が困難なので、セルフBスポット療法ではこのアストリンゴゾールが代替で使われることが多いです。

日本では現在、販売されておらず、海外から個人輸入するかアマゾンの並行輸入品にて入手する必要があります。
(海外から個人輸入するのは敷居が高いので割高ですがアマゾンを利用する方が良いでしょう。)

長い綿棒を使って、上咽頭(喉ちんこの裏側から鼻にかけて)に液体(アストリンゴゾールやリステリン)を塗布するのですが、やり方を間違えると喉を傷つけたり炎症が酷くなったりしますので注意です。

完全に自己流でセルフBスポット療法を実践するのはあまりお勧めしませんがもしも実践する場合には薬品の濃度を下げて試すことをお勧めします。
Bスポット療法に関してはブレレボサイト内(有料会員サイト)にて詳細に解説しています。

水分を摂取する


水分が不足していると膿汁が濃くなって膿栓の原因となる場合があります。
このケースでは水分を摂取することで膿汁の濃度を下げることが可能です。

基本的には水がベストですが水が飲みづらいという場合にはカフェインの入っていないお茶(麦茶等)を飲むようにしましょう。
スポーツドリンクや清涼飲料水は糖分が入っているため、逆に口臭の原因になる可能性があるため注意しましょう。

また、炎症によって膿汁が濃くなっている場合には水分を摂取しても濃度を下げることは出来ないので膿栓、口臭予防にはなりません。

野菜をしっかり摂取する


野菜を摂取することにより炎症改善、膿栓や膿汁の改善を見込める場合があります。
炎症や膿汁は体質と非常に大きな関係があります。

体質の中でも様々な要素が炎暑うや膿汁と関わっていますが、非常に重要なのが腸内環境です。

腸内環境が悪くなっていて炎症や膿汁の一因となっている場合にはまず、腸内環境を整えることがまず重要になります。
腸内環境を整える助けの1つとなるのが野菜の摂取です。

野菜には食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富に含まれているので腸内環境を整える事ができます。
特に緑黄色野菜を積極的に摂取するようにすることが重要です。

動物性タンパク質の過剰摂取を控える


動物性タンパク質は腸内環境を悪くする可能性があるため、出来るだけ食べるのを控えたい食品です。

特に最近では食の欧米化が進んでおり、牛肉や豚肉、乳製品を食べる機会が増えています。
これらの食品は特に腸内環境を悪くするので出来るだけ控えることをお勧めします。

適度な運動をする


運動をすることによって自力が整えられて、腸内環境も改善させることが出来ます。

いきなり激しい運動は逆効果にもなりかねないので、簡単な有酸素運動から始めましょう。

お勧めはウォーキングです。
少し早歩きくらいのウォーキングをすることによって心身もリフレッシュされますし、腸内環境を整える効果も期待出来ます。
1日に20分~30分程度のウォーキングから始めてみましょう。

膿栓(臭い玉)、膿汁の最善の対策は?

非常に長くなりましたが、膿栓対策で重要なことをここで簡単にまとめてみましょう。

・膿栓(臭い玉)自体を取っても口臭は改善されないこと、
・口臭を改善、予防するには膿汁が出ないようにすること、濃度を下げることが重要
・膿汁は主に炎症、細菌の繁殖によって濃くなってしまう
・炎症、細菌の繁殖を抑えるためには、口腔内ケアの徹底、鼻うがいやBスポット療法、食事や運動等、様々な面からのアプローチが重要

今回の記事を参考にして、膿栓(臭い玉)が出なくなった、口臭が改善した!というご報告がもらえれば何よりです。
しかし、口臭大王とまで呼ばれて口臭に悩みに悩んだ私からすれば恐らく今回の対策だけで膿汁や口臭を改善出来ない人もいると容易に予想がつきます。

何人にも口臭を指摘されているし、本当に口臭に酷く悩んでいる。
今すぐにでも口臭を何とかしたい。
口臭が酷くて人と話すのが怖くなってしまっている。
酷い炎症系の症状持ちで膿栓がよく出来る、膿汁も出ている。

このようなケースでは、上記であげたような簡易的な対策ではどうにもなりませんので、本格的に口臭治療、口臭改善と向き合っていく必要があります。

そこで、本当に口臭に悩んでいる方には当方が10年以上かけて作り上げたブレスレボリューションをお勧めします。
こちらは私が10年以上かけて開発した口臭対策用のメソッドであり、その内容は口腔内ケアや食事、体内活性化、精神面へのアプローチ等、多岐に渡ります。

詳しくはこちらをご確認下さい。

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