内臓が口臭の原因のケース

前回は舌苔が口臭の原因になることを
ご説明致しました。

それでは、なぜ、舌苔が過剰に付着してしまうのか?
それは内臓と深い関係があります。

内臓が弱るとそのサイン、警告として舌苔が付着したりするので、
内臓の機能低下と舌苔は深い関係があるわけです。

内臓が弱る⇒舌苔がつく⇒口臭が発生する という流れです。

この場合、口臭が発生しているのは内臓が弱っていることが
原因ですので、歯磨きをいくら徹底してもなかなか効果が表れないのです。

このように、どこに口臭の原因があるのかを特定することは
非常に重要なので他の項目もチェックして原因を特定していきましょう。

しかし、内臓と口臭の関係はこれだけではありません。
内臓の中で、口臭に関係する臓器は、胃、脾臓、肝臓、腎臓、腸です。

胃と口は繋がっていますが、
胃の臭いが口から発せられるということはありえませんので
ご安心下さい。

それは胃には胃液や食べ物が逆流しないように
弁のような機能がしっかり備わっているためです。

食べ物を食べる時だけうまく開いて普段は閉じているので
胃の臭いが逆流して口臭になるようなことは無いのです。

もちろん、げっぷをした際に多少、食べ物の臭いが出てしまうことはあり得ますが、
そこまで多いことではないと思います。

それではなぜ、胃を含めた内臓が口臭と関係あるのでしょうか。

まず、内臓はそれぞれが様々な機能、働きを持っていて
それらは密接に関係しあっています。

胃は消化、肝臓は解毒、腎臓は老廃物排泄、腸はそれらのサポートを
しています。

1つ1つを切り離して考えることは出来ないのです。

そして内臓たちは自分が調子の悪い時は
仕事をサボりぎみになってしまうという性質があります。

頑張ってはいるのですが、
本来の働きが出来ないといったほうがよいかもしれません。

例えば胃の場合、大量の食物を短時間で摂取したり、
食欲がないのに無理やり食べたりした場合は、消化が追いつきません。

困ってしまった胃は、消化不良のまま腸に食物を送ってしまうのです。

腸は胃と違って基本的には消化専門の臓器ではありません。
当然すべてを消化するのは不可能です。

その上、胃の段階で消化すべきものが消化されないで流れ込んでくるわけですから、
ガスが発生しやすくなります。

そして、それを血液に送り込んでしまうのです。 腎臓や肝臓も同様です。

肝臓は優れた再生能力があり、沈黙の臓器といわれていますが、
解毒しきれなかったものは、血液に送り込んでしまうのです。

血液は全身を通るので、肺にまで達して、息をする際に臭気を発生させてしまいます。

以上が大まかな内臓が原因となる口臭のメカニズムです。

内臓の異常時の口臭はとてもつよいものが多いです。
口内に口臭の原因が無い場合は、内臓が弱っていないかを疑ってください。

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