鼻や喉の疾患による口臭

口臭原因の最も難敵と言えるのが、
こちらの鼻や喉の病気から発生する口臭です。

咽頭炎、慢性鼻炎や蓄膿症等です。

蓄膿症とは「慢性副鼻腔炎」のことで、
上顎洞などの副鼻腔の中に膿(うみ)がたまる病気です。

なぜ、膿がたまってしまうのかというと、
鼻腔はもともと気道が非常に狭いのです。

特に副鼻腔へと繋がる気道は非常に狭くなっています。
この狭い気道が炎症等によって塞がれることによって、
膿が溜まるようになります。

また、気道が確保されていないことによって
副鼻腔内の換気がされにくく溜まった膿には
悪臭がこもりやすくなるのです。

この膿が悪臭を放ち、鼻臭、口臭の大きな原因となるのです。

慢性鼻炎や喉の炎症もメカニズムとしては同じです。
炎症した箇所からは膿が発生しますので、臭いの大小はあっても
その膿が臭いの元になっている、ということになります。

鼻の病気を持っていると嗅覚も衰えることが多いため、
自分では気付かないうちに強い口臭を放っている可能性がありますので
注意が必要になってきます。

この喉、鼻の問題から発生している口臭は改善させるのが
一番の難関になるため心当たりがある場合には
それなりの努力が必要になってきます。

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