気になる口臭の原因は膿栓にあった?

※こちらは読者の方の体験談です。

私は長い間、口臭に悩まされていました。
社会人になってストレスが増えた頃から、あれ?もしかして、俺臭いかなと思うことがあったのです。

誰かに何か言われる訳でもないので、まあ、気のせいかなと思っていました。
しかし、人の仕草が明らかにおかしいと感じるようになりました。

話をしているといきなり後ろにのけぞる人。
自分が話し始めると必ず、鼻に手を覆う人もいれば、しきりに鼻すすりをする人も。

自分は人に不快感を与えるくらいの口臭があるんだと自覚するようになりました。
これはマズイと思い、色々な口臭ケア用品やサプリメントを試しました。

口臭ケアサプリメントを様々試してみて

とにかく忙しかったので、手軽に飲めるサプリメントから始めてみました。
試したサプリメントは数知れず。

臭ピタッ、アバンビーズ、プレピュア、ブレッシュ、楽臭生活など。
色々試したのですが、あまり効果がありませんでした。

どれも飲みやすかったので苦ではなかったのですが、口臭専用のためか金額的に安くはありません。

どれも1回目はお試し版ということである程度安いのですが、2回目以降は1ヶ月あたり3000円くらいはかかります。
3000円で口臭が良くなるならば格安ですので全く問題ないのですが、実際には効果が無いのでとりあえず続けておこうという気にはなりません。

半年1年とか続けても効果が出るとは思えなかったのです。
とりあえず、それぞれのサプリメントは3ヶ月を目安に止めてしまいました。

これらを試した時のそれぞれのサプリメントの感想は後でそれぞれ書こうと思います。
一つだけ言えるのは口臭専用のサプリメントの類は私にはあまり効果がなかったということです。

全く効果が無いという訳では無かったので、人によってはサプリメントが合う場合もあると思います。

口臭用の歯磨き粉やマウスウォッシュにこだわってみた

サプリメントは手軽で良かったのですが、効果が無いのでは仕方ありません。

ですので、次にこだわったのは歯磨きです。
歯間ブラシとデンタルフロスを使い、高級な歯磨き粉を使うようにしました。

私は歯磨き粉やマウスウォッシュもかなりの数を試しましたが、主に使うようになったのはコンクールFという歯磨きジェルです。
ネットでの口コミではこのコンクールFが良さそうだったからです。

結果としては、使わないよりは全然マシなのですが、2時間もしないうちに口の中が気持ち悪くなってしまいます。
このコンクールF自体は値段が少し高いものの、悪いものでは無いと思うのですが、喉からくる不快感を抑えることは難しかったのです。

私の口臭は確実に口の奥というか喉からきていました。
喉と口臭で色々調べていると膿栓、臭い玉というものがあることを知りました。

口臭と膿栓の関係

膿栓は別名で臭い玉と呼ばれていて、主に扁桃に付着しているものです。

扁桃にはリンパ球が集まっており、細菌やビールスなどの異物を殺す働きがあります。扁桃の表面には陰窩「いんか」あるいは腺窩「せんか」[ tonsil crypts ]と呼ばれる多数の小さい穴が開いており、扁桃全体として表面積が大きくなって、細菌をより効率的に殺せるような構造になっています。その陰窩の奥には扁桃組織の壊死細胞、細菌の死骸である細菌塊、食べ物のカス等が溜まります。この塊を、膿栓「のうせん」[ tonsillolith, tonsil stones, 白苔とその成因について:white spot on tonsils, causes of white spot on tonsils ]といいます。

引用元:http://www.linkclub.or.jp/~entkasai/hentou.html

この膿栓は扁桃に付着しているのですから、喉の奥から口臭がするという私の症状と合致すると思いました。

自分の扁桃を確認しようとしたのですが、肉眼ではよく確認出来ないため分かりません。
確認方法がないので困っていましたが耳鼻科では膿栓を取ってくれるということを知りました。

早速、通勤先の近くにある耳鼻科に行って、膿栓を取ってもらうようにお願いしました。

耳鼻科の先生は「膿栓は取ってもすぐに溜まってしまうと思いますよ。まあ、今回は掃除しておきますけれど、あまり気にしない方が良いですよ。」とのことでした。

何かチューブのようなものを扁桃に当てて、液体を注入されました。
そしてぐーっとステンレスの器具を押し当てられます。
もうこれで終了です。
ほんの数十秒で終わってしまいました。

耳鼻科で膿栓を取ってもらった感想としては少し口臭が落ち着いたかな、でもよく分からないかな、という印象です。

そもそも耳鼻科でのクリーニングは一瞬で終わってしまったので、膿栓をしっかり取ってくれたのか?という疑惑が自分の中でありました。

私としては膿栓が無ければ口臭は軽減するのではないかという期待があったので出来れば膿栓をしっかり取りたいというのが本音です。

しかし、耳鼻科では膿栓除去はやりたくないのか、あまり相手にされなかったので次回は膿栓を取ってとお願いしずらい状況です。

そこで、自分で膿栓を取る方法を模索しました。
自分で膿栓を取る際に参考になったのが以下のページです。

⇒膿栓(臭い玉)が口臭原因?膿栓の取り方、8つの根本対策法まとめ

とりあえず、上記の記事やその他のサイトを参考に膿栓を自力で取ってみることにしました。

膿栓を自力で取るためにやったこと

膿栓を取るためには扁桃をいじらないといけないので、やりすぎは良くないとのことですので無理のない範囲でやっていくことにしました。

記事では膿栓が口臭の根本原因では無い可能性があるとのことですが、私の場合にはまず膿栓がたくさん付着しているようなのでとりあえず全部取ってみて口臭が無くなるか確認をしたいと思いました。

膿栓を取るためのマウスウォッシュ

膿栓は細菌やカスの固まりなのでマウスウォッシュによって柔らかくすることが出来るようです。

ですので、膿栓を溶かしやすいマウスウォッシュを入手する必要があります。
色々と考えたのですが重曹を使うことにしました。

重曹は消臭用によく使われているようで、膿栓にも効果があるという情報もあったためです。
そして、何より安いので金銭的な負担が少ないのが助かります。

この重曹をある程度薄めて、ガラガラとうがいをします。
これで膿栓がやわらかくなったはずです。

舌圧子で扁桃を押す

この柔らかくなった膿栓を取り除く必要があるのですが、私は木製の舌圧子を使いました。

この舌圧子はおそらく、耳鼻科で使われていた方法のようですので良いと思ったからです。
(耳鼻科の舌圧子はステンレス製でした。)

舌圧子を扁桃に押し当てるのですが、おえっ、おえっ、とえづきながら頑張りました。
唾液がバンバン出てきてしまい、そのまま洗面器に吐き出しているので、正直膿栓が取れているのかどうかは分からないです。

ただ、耳鼻科での掃除とは違い、自分でやる場合にはしっかりと時間をかけることが出来ます。
扁桃を傷つけないように気を使いつつ、舌圧子を扁桃に押し付ける⇒重曹によるうがい⇒舌圧子を押し付けるを繰り返しました。

膿栓除去により口臭はどうなった?結果

膿栓を取るクリーニングをした結果、口臭が少しだけ軽減したように思います。口臭が軽減していることからおそらくですが、膿栓も取れているものと思われます。

ただ、やはり時間が経過すると喉の奥から臭いが出てきてしまいますが、スッキリ感はあるので私としてはやってみて良かったと思っています。これからも継続して膿栓は取るようにしていこうと決めました。

膿栓の取り方についてまとめた必読記事は以下。

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